バックナンバー 5 2009年 5月〜2010年 3月





2010年
3月 10日
「LEDライトはどうなのか!?」

ファクトリーも朝から夜中までライトをつけていれば電気代も相当かかると思い先日一大決心をして
全てのライトを総LED化とした。
白熱のペンダント60w3灯を蛍光ボール21wとしさらに今回LED7wとし
さらには50wハロゲン4灯もすべて7wのLEDにした
電球色と表示された色目はぼんやりと白緑かかって見えて、確かに期待したほどの明るさはなかったが
相当の省エネにもなったと思って数週間が過ぎた
色彩は人間の活動に影響を及ぼすと言うが
この白緑の光の中は設置当初からとても落ち着かないとても不安な気持ちになっていた
異変はその数週間後に現れた
体調がすぐれない。。風邪を長くひいたような微熱のような症状が長く続いた
ライト自体のちらつきはないと思うが光を見ていて落ち着かない不安な気持ちになった
食欲も無くなって活動意欲が低下していくのが自分自身にもわかるようになっていった
この光、俺の身体には毒だとハッと気が付き全てのランプを元へ戻した
元のハロゲンの艶艶しい輝く光、蛍光ボール電球の全体を包みこむ淡い光とたんに居心地がよくなる気がした・・・
光って怖いと思った・・・色も・・・光も色も元は電磁波の仲間
光の発生のシステムが電磁波によるものとすれば
人体にとってなんらかの影響を与えるのは確かだ
風邪をひいたら白い服をきて寝れば回復が早いから古来病人の服は白なんだとか・・・
有害と言われる紫外線も目の網膜を通過して人体の病気を治癒する効果もあるとか・・・
黒い服を着ていると染みだらけの顔になる確率が高いとか・・・
思い当たる所もあり興味を惹かれる。




3月 3日 「ハイパーデジギア」

そろそろストックの珈琲もなくなり軽井沢へ仕入れに行こうと思いつつも
デスクにあるイグジストが気になって整備を始めた
「イグジスト・ハイパー・カスタム」というネーミング通り
心臓部にハイパーデジギアが組み込まれていて
実はこのギアが実に整備泣かせで大変に高度があり
なかなかギアが馴染まない
固いということは、クリアランス調整もそれなりにシビアにしないとザラザラ感やゴロゴロ感を正直に拾ってくれる
アタリが出るまで通常のギアより途方もなく時間がかかる反面
ギアの耐久性は相当なもので、ステラのようなヌメヌメしたリトリーブフィールとは対照的なあっさりサラサラとした
究極の軽巻きリールが仕上がる
通常これらの用途はストリームやソルト、バスなどある程度のヘビーユースの使用が多いが
これをエリアで使用するアングラーが近年多く見受けられ
今年になり相当数のリールがファクトリーにも持ち込まれている
個人的にリールとしても重量があるので、ライトタックルとの組み合わせが難しく
一般には通常のイグジストをお勧めしているが
前述のあっさりとしたサラサラした軽さがお好みのアングラーも多く
リールチューナーにとっても難易度が高いギアの組付けは
単に分解洗浄組み付けが出来るのは当然としても
しっかりとした整備の基本が出来てないと辛いだろう
ある意味技量をもろに問われるが、その緊張感も時には悪くない。




2月 27日
「進行形のIOSチューン」

今日は栃木のレイクウッドの常連電気屋のH氏の07ステラのリールを整備している
過去にフルチューンしており、状態はすこぶるよかったので、ギアへのグリスアップでずっと整備を引きのばしてきたのだ
へたに分解してこの絶妙なクリアランスを失うのも惜しいと考えてのことだが
さすがに持ち込まれたそのリールはギアも含めて相当お疲れの様子
早速分解してギアを取り出すと金色のドライブギアの波面は、ここまで酷使したギアも無いくらい銀色に艶々輝いて
それはそれで芸術のようだった
バリアギアは元々が相当に高度があり歴代ステラの中でも
07ステラのギアの初期馴染みには苦労する
それをここまで酷使(爆釣)してるH氏の様子も想像できるが、ギアを交換していつものようにスムースな巻き心地が回復し、07ステラの剛性感にも今更ながら驚く
はたして10ステラである。
新しいモデルが出る度に素晴らしい回転だの・・・飛距離UPだの・・高感度だの・・・・メーカーはあの手この手でユーザーの購買欲をくすぐる。
ユーザーはもはやIOSチューンは必要ないんじゃないかと思う
実に面白いことにそれは私がリール整備を始めた20年も前から繰り返されている
確かに年々機構的に優れたものが登場しているのは認める
今年もNEWセルテートの巻きは確かにかなり軽くなった
10ステラもピニオンの根もとのベアリングは個人的にも悲願だったので嬉しい
それを今度はじっくり料理しよう
セルテートはオシレートとシールドベアリングの処理がキモになるだろう
10ステラは今までのステラ以上に回転性能向上が図れそうで嬉しい
共にベースが優れてるリールなだけにどんな味付けにしようかと今から楽しみではあるが
それには一つ一つのパーツの精度を再度見直してのクリアランス調整が必須で
おそらくは数日間ずっと一台のリールと向き合うことになるだろう
もちろんこれは毎年の恒例で07ステラの出た時もそうだった
リアルフォーが出た時は正直大変時間がかかってしまったが
実はイグジストでさえ現在もチューンが進行形で、今年の初めより2カ所のマル秘チューニングが施されており
これが巻き味は勿論感度向上に大きく貢献している
07ステラも今年に入り1カ所のチューニングが追加され
全体の巻き味をいっそうステラらしくしつつも巻き感度を向上させている
こうやって一台のリールは常にチューニングを熟成し
今日より明日の心意気で日々精進を重ねている
停滞は後退、全てやったからと満足することなく、常に先を見据えたチューニングを日々探求していく
それは辛いけどとても楽しいプロジェクトであり
私だけの特権のようなものだから大変幸せに思うのである





2月 26日 「生き物か機械か」

やれOOチューンだとか巷ではリールチューニングをする人が見受けられるようになって
イベントでも彼らのチューニングリールを拝見する機会も多くになってきた
ここでチューニングのちよっとしたヒント。
リールを機械だからと機械にしたら、とても使いづらいリールになってしまうことがある
魚は生き物、人間も生き物だからリールも生き物のように作りこみたい
通常は殺気を殺して静かに獲物に近づくライオンの如くあくまでも無抵抗でいながら
リトリーブに少しでも負荷がかかればハンドルが重くなり、ゆっくりとラインがジワジワ出ればそれに同期したトルクのあるスプール回転でラインブレイクを防ぐ
力強いフッキングでは逆に抵抗しようと一瞬のタメを作り、
鋭い牙をもって二度と獲物を外さない力強いフッキングをする
そしてそれらの音色は実に人間臭く、悲鳴にも似た大音量から、時には静かなささやきを演出する
ギアはあくまでギア同士が干渉しないように心がける
ギア同士がケンカすると水中の情報量が極端に低下するので致命的である
そしてオシレートの気配を無くし、巻きに特化させたチューニングを施す
メカニカルなオシレートは全体のリズムを崩すので要注意
ベアリングが回ろうとしているのに邪魔をしてはいないだろうか?
ギアが回りたくて悲鳴を上げているのに気がついているか?
便利なものは時に高性能の邪魔をする
また、当然生き物だから血液が必要で、高性能なオイルやグリスの存在が必要不可決
折角の優れたセッティングをしても血液がダメだとあとが続かない
だからこそ初めてIOSチューンのリールを回す人の顔がほころぶのは
おそらく身体の一部にとけ込むかのような錯覚を覚えるに他ならない




2月 16日 「2010年犀川解禁」

東京Fショーが終わり息つく暇もなく川が開ける
2月16日が移動日にあたるので犀川に立てるのは明日17日ということになる
今年も実釣ビデオ取りの為に2日間の泊まりでの釣り
そして今年の犀川の重要情報は二つ。一つは犀川橋から木戸橋の間で大規模な河川工事を冬期にしており、今後も続行とのことで
残念ながらこの区間は現在川床を重機が走り見る影もなくなった
よって多量の土砂および濁りが発生しているので平日日中の釣りは要注意だ
反面竿抜けの可能性大で時間にもよるが濁り始めと澄み始めなど下流を含めて戦略次第で面白い
もうひとつは解禁直前にまとまった雨が降って川が増水しているということ
ここのところ例年解禁当初は減水気味でゆきしろの流入も少なかったので
周囲の雪が解けて増水した川の水温が気になる
16日のライブカメラを見る限り、濁りと増水のせいか釣り人の陰もまばらであるが
明日17日は濁りもとれて水位も引いてくるのではないかと期待してしまう
タックルは2セット。増水用にはベイトタックルに 8lb、ルアーはテールダンサー5cmやCD5や7でのボトム転がし。
もう1セットはハイプレッシャー用としてスピニングに 6lb、ルアーはXーRap6cmをメインにする
さてさて結果のほどはいかに・・・・・




2月 15日 「2010年東京Fショーを終えて」

今年のFショーの目玉は10ステラとNewセルテート
どちらもギアをさらに高精度化大口径にし軽く滑らかな巻き心地で
数年前のリールとは比べ物にならないフィーリングだ
ただ、釣りのリールは機械ではなく漁具だと思うので
巻きトルクの弱さによる水中の情報量のつかみやすさも捨てがたいのだが
これも時代の流れか、近頃の大口径ギアはセールスポイントのようだ
10ステラはさらなるフィッシングスタイルの差別化を進めて
ギア比の変更やハンドル長を今まで以上に用途別に細分化したのが印象的
よく言えば選びやすいとも言え、悪く言えば自分でパーツをセレクトし
あーだこーだカスタマイズする楽しみが少なくなるのが物足りないアングラーもいるかもしれない
まあー10ステラ、07ステラとの互換性もスプールやハンドルノブにあると言うし
スプールも07ステラより軽くなったので
そのへんを交換して、両者リールのカスタマイズするのも面白いかもしれない
心配していたボティカラーも濃いめの紺色とでもいうべきけして違和感のある色ではなかったのも好感がもてた

さてnewセルテートはどうか?
ダイワは今回かなりがんばったと思う
なにしろ今までのセルテートと比べると初動の巻きの軽さは異次元だ
まるでセルテートのボディにイグジストのローターをつけて巻いたようである
巻き出しが軽くストップのブレが少ないのはエアローターが寄与しているからに他ならない
イグジストにこのローターを採用しないのは元々イグのローターはめちゃ軽いので
まずは重いセルテートのローターをなんとかしようという思惑も感じられる
ボティやギアの大口径化によりトータル重量はあまり変わりないという理由か
今までのセルテートのウリだったどっしりしとした重心バランスから生まれる
定評のある安定感のあるリトリーブにさらに磨きをかけたようである

またマグオイル(磁性流体オイル)をピニオンギアのベアリングにオイルインし
防水及び防塵シール方法は他の工業機械関連でも見受けられ、マグオイル自体もさほど珍しくはないが
この技術をリールに採用したのはユニークである
ただし他の部位のベアリングにマグオイルを採用しないのは構造的、機械的な理由によるものと思われるが
完全なる防水及び防塵性能の為もう少しがんばってほしいと思う
ダイワはマグオイルが流れてしまうので分解はしないで下さいと言っているが
当然分解しないと整備にならないのでIOSとしては分解するし
ベアリングとて加重が重なれば摩耗もして交換の必要もある
性能を第一に考えるとベアリング交換及び中のオイルはもちろんIOSオイルにするのはいうまでもない




2月 4日 「リアルフォーの逆襲」

昨年あるエリアエキスパートのリールチューンを実施したことがある
当然トーナメントチューンで全てのベアリングを交換しての高感度リールに仕上げた
本人としてはずっとイグジストを使用し続けていて初めてのTD系となり
最初は前回のブログ通りに水中の情報量の多さに大変感激をしていた
しかし大会が終わって連絡が来た
スプールを上向きにした時にハンドルの重みのムラが出て気になってしかたがないとの報告だった
スプールが上がる時は重くなり、下がる時は逆に軽すぎるということだった
TD系とリアル系とではオシレートの機構が違い
TDのほうがよりスプールの重さを拾ってくる傾向にあり
特に今回のようなスプールのドラグノブを上に向けた状態でのリトリーブで、高感度リールゆえにそれが顕著に現れる
これをメリットととらえるかデメリットと捉えるかで
個人的な志向も加わりデリケートな問題になってしまうけれども
少なくともリアル系はパワフルなオシレートなのは確かで
そういった意味ではどの位置でも比較的安定したハンドルの軽さを引き出してくる
これはロッドテップのバイブレーションやラインでアタリを取るスタイルの人には
リトリーブの安定度という意味では優れてる機構だと思うし
実際大会での使用率からするとリアル系のほうが遙かに多いことからもうなづける
そういった意味でも今後の主流はリアルフォーになるだろう
今年のIOSのチューニング課題の一つとしてオシレート機構の存在を無くすというテーマがあり
昨年からテストを重ねてテスターやモニターにはフィードバックをしている
近い将来は巻きがリアルフォーらしく安定していて尚かつ巻き重みのアタリをビンビンに伝えるような
チューンも可能になるかもしれない。




2月 3日 「IOS秘伝リトリーブの極意!?」

この時期のアタリはアタリらしいアタリもなく
リトリーブが少し重くなったような、ルアーをくわえてリトリーブ方向に向ってくる反転しない魚のアタリが多く
アタリを見逃しているケースも数多い
特に巻きが重いリールだと苦労する。
当然軽巻きリールのほうがより巻きの重みのアタリが感じられる
そしてリアルフォーよりTD系のクロスギアのほうが、よりダイレクトに感じられるといわれるのはなぜか??
この理論を判りやすく説明しようと以前から思い悩んで
現在具体的に理論を確立しているので、もうすぐ実際の釣りにフィードバック出来ればと思う
で・・実際にその感覚を手軽に疑似体験する方法を考案したので紹介したい

家の中で1g程度のルアーを結んだ状態で、ロッドを床と平行に構えルアーをスルスルリトリーブする
最初は当然負荷がかからず抵抗はチューニングリールゆえに限りなくゼロであるが
床からルアーが離れるとその重みをハンドルで感じる練習
この実験 リアルフォーよりクロスギアのほうがより感じられ
人差し指1本の上に乗せて巻いていたノブが指から離れる感覚が出れば合格
合わせてブランクから伝わるルアーの重みも感じ取れるようにすると効果的
だからグリップはしっかり握ったらわからないし
リールとロッドのウェイトバランスがとても重要と実感できるだろうし
慣れてくるとフローリングに置いたキッチンマットの位置関係も凸凹で感じ取れるようになる
冬期特有の巻き重みのアタリをとるには手軽にトレーニングできるのでぜひお勧めである。




   
2月 2日 「東京フイッシングショー」

もうすぐ東京フイッシングショーである
今年はRapalaからトークショーの依頼を受けた
社長からIOS FACTORYの宣伝もしてもらっていいですよと言われて
現場実釣でのビデオを題材によりIOSらしさが出せればと思っている
これらのビデオはエリアを除けば実際に川へ三脚とビデオ持参しての実釣シーン
当然自然相手だから一発OKなとどいう甘い考えは自然渓流のイワナには通用するはずもなく
崖を這い上がり、川に設置した三脚が倒れてカメラを水没させること数回
本流の犀川なんぞ釣れるまで何回もどころか何日もかけてようやく形になったと思ったら
カードの不具合でヒットシーンが撮影されてない・・・
人に頼めばONのつもりがOFFでOFFにしたつもりがONだったりと笑えない事件など
文字通り泥まみれの撮影だった。
一見淡々と釣りをしているような雰囲気でも
何度も同じ説明をして息が切れてるシーンもあり
そんな裏側がまたリアルでよかったりする




1月 22日 「NEW STELLA 出ました! 2」

年に何回かは01ステラを実釣で使用することがあるが
癖ものだけに可愛げもあるリールで歴代ステラの中で大好きだ
04ステラは重いし余計な羽が気になってイマイチな気がしてた矢先に
07ステラ!雰囲気はシンプルに01ステラに戻りスプールの形状で飛距離がかなり出る
ライントラブルもかなり軽減するし構造もシンプルで整備性もいい
おそらく07ステラは今後しばらくは活躍するであろう

話を前出の10ステラに戻すとメーカー最大のウリは大径ドライブギア
そしてピニオンに近づけたギア配置は物理的にもパワフルなリトリーブを可能にし
さらにはピニオンを両端でベアリングで支持すると言っている
これは07ステラを含む以前のステラ・ライトクラスではボディスペースの問題から
カラーにせざるをえない問題だっただけに
課題解消は評価に値するし期待している。
特にここはギアが接近しており
ギアグリスがカラー周辺に付着するリスクもある程度防げそうで
冬期の巻きが重くなる現象の軽減も期待したい
当然巻きが軽くなることを期待する機構であるが
噂通りローターやスプールは樹脂にはぜずにこちらはジュラルミンやアルミで
軽さとかレスポンスよりも剛性感や精度を重視すると思われる
ユニークなのはラインローラーオイルインジェクションで
ラインローラーの下部に小さな穴があいており、そこからスプレーオイルをギアのオイルインジェクション同様に
ワンプッシュ!してくれと言っている
またメインシャフトとそれを支持する軸受け部の触れるカラーに今までのテフロンから金属製カラーへ変更したと言ってる
と中にはええっ!と思われることもあるようだが
歴代ステラもメリットデメリットが混在して一つのリールとして成り立っていた
ようはそれを使う人と使う環境次第であるということで
とにかく楽しみなリールであることに変わりはない
既に整備の問い合わせも数件入ってきている



1月 20日 「NEW STELLA 出ました!  1 」

10ステラ・・なんだよーと思ってしまった
だって俺はミレミアムのクロームシルバーか、クロームゴールドそしてもしかしてイエローを想像していたので
SWよりのテイストでなんとも保守的でガッカリ・・・・
HPから見る限りこの色はもうすこし深いダーク系かと思うので実機を期待したい。
機能より最初に色かよーと思われてしまうだろうが
やはりリールは最初に色だから(笑)  でもあくまでもこれは個人的な好みだから・・
こうなったら次回は思い切ってイタリアンレッドとかにして
深夜の整備でも目が覚めるようなリールにしてほしい。
それとスプールの控えめなブランキングはどうしたことか・・
うーーんと唸るしかない・・・・

思えば92,95ステラと今も息子のオモチャになってはいるものの
デザインのなんとも洗練されたことか
無駄を排除した洗練さは92.95ステラの特徴だろう
98からはちよっと飛んだ感じのデザインになって大柄なボディイメージになるが
ここまではたいした変化は見当たらない。しかし01ステラの超コンパクト性密巻きによる飛距離向上が図れる反面糸ガミがしやすいスローオシレート機構はセンセーショナルだった。
実際このボディ内にはとんでもなく複雑にギアが絡み合い
ギアの多さとクリアランス調整の頻度の多さから
ミレミアムステラは社内でも専用の技術者が組み上げると言われるのが頷ける
当然おそらく世界で一番部品点数が多いリールと思ってるし
組み上げはまさに銀河系のようである。
だから07ステラがバラせたからといって軽い気持で01ステラをバラすと地獄をみることになる




2010年
1月 9日
「ガイドが凍結」

極寒時ガイドが凍結すると釣りが続行できないばかりでなく
ラインブレイクやロッド破損など大変なリスクを伴う
仮に解禁取材や遠征そして重要な大会だとしたらと思うとぞっとする
気温低下に伴いガイドの凍結は冬期管理釣り場では日常的に発生しているので
この不具合を解消するべく長年悩み続けていたユーザーも多いと思う
「IOSラインコート」の効能は飛距離向上に留まらず
凍結軽減効果を併せ持つことは意外に知られていない
先日ある著名なエキスパートユーザーから真冬の韓国でラインコートのテスト報告を頂いた
当日は-8度の気温下、当然水は液体でいられない
このような環境下 ガイドとブランクスへラインコートを塗布し、実釣をしてほとんどノートラブルで過ごせたという
当然ガイド周囲に氷が付着はしても、軽く振るだけで氷はガイドから離脱するので、使用に関して問題は無かったそうである
同様な報告は冬の寒さではピカイチの群馬の北部の管釣りでも、-10度でもガイドの凍り付きが軽減出来たという報告もきており
ラインコートを有効にお使い頂いてるなという印象を多数うけた
因みにIOSの開発テストでは極寒志賀高原の深夜で3日間の最終テストを実施しているだけに
ラインコートというチャらい名前(笑) からは想像できないほど、この製品に対する思い入れは強いものがある
今後の展望として元来ラインコートの成分である凍結防止剤はそれ用にも開発されて市販されて居るだけに実績があるが、ユーザーからさらに強力な凍結防止剤が欲しいとの要望が後を立たないので
現在は早急にプロトタイプをテスト中である
こちらはラインコートをさらにハードタイプにしたもので
凍結防止効果と耐久性を狙いガイド専用タイプとし、早ければ今年のトラキン戦より導入する




12月 30日 「セルテートと向き合う」


重量が重いとか巻きが重いとか、とかくイグジストと較べられてエリアのユーザーから敬遠されがちのセルテートも
元は元祖リアルフォーのフラッグシップ機としてセンシェーショナルなデビューを飾った
確かにイグジストと較べれば重量感はあるものの、それはむしろ質実剛健とも言えるその耐久性で
ハイパーデジギアのベース機としても採用されただけに
本流のストリームからソルトユースのユーザーには未だに愛用者も多い
そんな初期型のセルテートを私自身も本流で採用している
今夜は改めて自分のセルテートと向き合うことにした
個人用ということでかなり思い切ったチューンのテストを施して
ノーマルの面影も薄らいだ感があるが基本的構造は変わってない
そんな元祖リアルフォーを改めてチューニングするべく、数々のチューニングテストを実施している
質感向上のゴムパーツは確かに質感は向上するものの
初動のレスポンスのダルさと高音系の感度低下は否めない。
そんな所を改善してここの所毎日セルテートの内部構造が頭より離れない。
なにしろオシレートの部品も構造もイグジストとは別物で、毎年毎年(時に毎月)度重なるチューンで熟成された感のあるイグジストと較べれば、無骨なセルテートは自分でも意外なほどほったらかしのままだったので、今回ほど大胆なメスをいれるのも初めての試みだ
テスト結果は上々。初動のレスポンスはかなり改善してきたと思うので今後はフィールドでのテストを重ねて
来年を目処に新しい新生セルテートで大会の優勝を飾る人も現れるかもしれない。



12月 25日 「ノブは機械の一部じゃない身体の一部だ」

リールのパーツとしてノブは様々な形が販売されているがIOSとしては少し意味合いが違う
その大きな違いが表題の通りノブは機械の一部じゃない身体の一部ということである
リール側からみたらノブは単なる機械部品、しかし身体からみたら
生身の手が触れる大変重要な部品といえるだろう
実はこれがIOSノブの一度使ったら手放せないと言われる最大のシークレットで開発コンセプトである
初めてIOSノブを触って回すとほとんどのユーザーは顔がほころんでしまう
だから機械の延長で開発をして人間工学を無視してしまうと
どうにも違和感のあるデザインになって、回す時に違和感を覚える
またノブはその使用背景を十分考慮することも肝要で
釣り人は正直なもので色形より実際に手で回してみると
想像以上に指は正直に反応してしまうから怖い。



12月 19日 「奈落の底」

大切なリールを預かり人様からお金を頂くという
ある意味特殊な商売をやってみたいと思う人も数多く居ると思う
メディアやイベント等で外からみると華やかな商売のように見えても
内面は相当しんどいことも数多い
なにしろ判らなくても聞く師匠が居ない、リールが組めなくても組めるまで時間をかけて
たとえ1台のリールを何日かけても経験と技術を頼りに組み上げるしか手はない。失敗すればフレームやギア等は
全て自分の責任という高リスクが常に付きまとうハイプレッシャーとの戦い
これら底知れぬ奈落の底のような怖さは馴れた頃にある日突然やってきて
うぬぼれかかってる愚かな人間に「これ!リールの怖さを忘れぬでないぞ」と
言わんばかりの圧力で襲いかかってくる
整備技術を日々鍛錬し昨日よりも今日、今日よりも明日と日々前進
そして整備の精度を上げつつも新しい技法を取り入れなければ
期待しているユーザーを落胆させてしまうことになる
精神的に弱ければ心の病になるかもしれないし
内にこもる性格ならば即廃業となるだろう
ベイトリールは整備出来ますがスピニングは出来ませんじゃ洒落にならない
国産リールは出来ますが外国リールは出来ませんでも洒落にならない
箱を開けた瞬間からにリールと俺との真剣勝負が始まる
自問自答しながら独りリールとの格闘は続き、辛いけど
奈落の底を何度も見ることが上達の近道でもある
そして、そんな弱い人間を常に支えてくれる頼れる相棒がオイルやグリスであったり
プロツールであるのは勿論、最大の原動力はIOSの熱烈なファンの暖かい声援に他ならない



12月 14日 「いよいよ取り壊し」

典型的な夏暑くて冬寒いオイルシヨック当時に建てた自宅をいよいよ建て替えすることにした
築35年の家には断熱材なるものがなんと一切入っておらず
冬の寒さときたら家の花瓶の水が氷るほどに寒かった
解体は私道が狭く全て手壊しで進行、日中は柱を切るチェーンソーが谷間に鳴り響く
今は分別も厳しく解体品も全て事細かく分別されているのが印象的だ。
先月からの引っ越し作業もあってか、リール整備の納期も伸び伸びになっている
大会も目白押しでアングラーは気が気でないだろうけど
こちらも身体が3つは欲しい忙しさであるのでどうかご勘弁を (泣)



12月 12日 「リール個々のユーザーの趣向とは?」

巻きが少々重くてもとにかくあの滑らかな巻き心地がたまらないというユーザーは圧倒的にステラ派であり、
巻きは多少目をつむってもあの軽さとレスポンスが必要だというダイワユーザー、
そしてカーディナルユーザーは極めて保守的で外見のチューニングを敬遠しハンドルやオプションパーツを極端に嫌う こだわり派が多い
こちらとしてはそこらへんの動向を見ながら、ステラの長所を生かしつつもレスポンス性能の向上を図り
ダイワのリールにいたってはステラのような巻き心地(実際は不可能)を目指す
カーディナルは外見のオリジナルティを極力大切にしながらも
各パーツの精度とラインローラーやドラグ性能向上には特に留意する
呆れた話ではあるがカーディナルの全整備時間の中でラインローラーに対する比率は実に8割以上を費やす
個体差も多いのもその理由であるけど
構造的にどうしても弱いラインローラーの回転を少しでも向上させることが
リール全体のポテンシャルにつながると確信している



11月 27日 「怒濤アルビノ五目並べ」

Rapalaカウントダウンの特集をするべく今月発売のアングリングファンの取材現場となった嬬恋フイッシングセンターでは日頃から仲良しのOPA!の小林さんと普段着の大人の釣りをしようぜと言うことになり
釣果より1匹の魚を釣り上げるまでのプロセスを重視したスタイルで終始押し通した。
当然二人ともスプーンさえ持ってきてない
今回はメインでRapalaのカウントダウンを終始掘り下げて使いこむことになり
魚の側線を強く刺激する、ほとんどの魚はリアクションで食うという事実を考慮しても
カウントダウンの水押の強さとシーバスでは餌より釣れると言われる究極のサイレントミノーはトラウトにも大変効果があるわりに
ほとんどのユーザーはフローティングより良く飛ぶ位しか特徴を捉えていない
「エリアだからトーナメント志向の釣りをしようかなーとも思ってたんだけどねえー」
なんて冗談交じりに話すと小林さん曰く「岡村さんはステラは持ってこないと思ってましたよー」と愛機カーディナルをジロジロ眺めながらつっこみを入れられてしまった
嬬恋フイッシングセンターはオヤジの趣味らしくアルビノがとても多い
陽気で浮気者でしたたかななアルビノは度重なるプレッシャーで、まるでラジコンで動かされてるが如く
その気にさせておいていざとなったら逃げられるというなんとも水商売系の小悪魔ぶりにアングラーは翻弄されてしまう
ルアーの追いは大変いいのだがフッキングに至るのは大変難しい
そんなしたたかなアルビノを攻略するパターンの一つに
アルビノの五目並べがある
まずはルアーのトレースコースへアルビノを一列に並べる事を留意する
これはリトリーブスピードで調整しアルビノを任意の位置へ定位させた後
アルビノがもっとも濃いライン(魚道とも言う)にルアーを通す
アルビノ同士も競い合いを始めると警戒心も薄れるのでヒットに持って行きやすくなるから面白い。




11月 12日 「花梨リリーサーが出来るまで」

IOSリリーサーっていったいどうやって作るのか?
今回はちょうど現場の打ち合わせがあったので現場侵入レポートを強行した!!


謎の物体!?いやいやこれが花梨の木にできるコブと言われるもので、現在国内輸入禁止らしく、外国でも伐採を制限されている銘木中の銘木
写真のは重さ200キロ!全てリリーサーに利用できるわけでなく、使えるのは表面のみで下のほうは正目になり目が整いすぎでNGとのことでした
因に黒檀もかなり稀少になりつつあり、黒檀はピアノなどの楽器にもよく使われるマテリアルであるだけに
ヤマハが大量に押さえているらしい
今回はIOS FACTORYが押さえたものだがそれにしても200キロもあると異様な物体である


コブのおいしい所のみをカット製材する。まだ塗装してないので白っぽい


いよいよ丸棒テーパー加工している所
コブ材は元々強度にばらつきがあるので加工は一本一本微妙な力加減が必要。一番神経を使う行程のようで今回もあーだこーだぼやきながらも(笑)
全て手加減一つで精度の高い職人芸をみせていたのはさすが


花梨コブ材は割れやすいのでグリップ中心を真鍮のムク棒で強化、航空機用の接着剤でズバ抜けたグリップ強度を持たせる
勿論黒檀も同様に貫通式に。
そして厚めのエンドブラスウエイト
オリジナルローリングスイベルもここで取り付け
独特の重量バランスのノウハウがここにある


ベルトコンベアで回転させながら塗装


組み付けの状態で業者さん同士が口論!
いいものを作るのにお互い妥協しない職人魂!!
見かねて止めに入る俺(笑)




11月 9日 「オイルインジェクションに注意」

オイルインジェクションからスプレーオイルをシュ!という光景は相変わらず雑誌やメディアで見受けられる。
当の本人さえも実施していない無責任な言動に惑わされて、多くのユーザーのリールはギアからグリスが完全に落ちてオイル潤滑となり、巻きの重みやゴロ感に悩まされていく。
イベントでもオイルインジェクションから内部のギアを見ると完全にグリスが付着してなく
最悪なのは溶剤系のオイルによりまったく油気がないことも多々ある
メーカーの見解によればギアのグリスが固くなった時にオイルを少し塗布することにより
スムースにリールが回転すると言ってるが、それもあくまで少量であり、
ギアに付着しているグリスを完全に落としてまでオイルを塗布することはメーカも本意ではないだろう。
オイルインジェクションへはオイルをという迷信が一人歩きした結果、ギアの異常摩耗という最悪の結果にもなりか
ねない
そもそもオイルをギアに塗布することは極圧性能が低いので
ギアなどの噛み合いの負荷が大きい部位に塗布するとかえって抵抗が大きくなり
リトリーブの巻きは軽くなるどころか重くなることが多く当然質感も悪くなる
反面グリスを塗布すると今までの重さが軽減して以前より軽くなることが多い
また汎用度の高いグリススプレーはどうかと言う声もあるが
やはりスプレーは余計な部位までグリスが付着して巻き重になりかねない
グリスアップ一つとっても大変奥が深く結果は素直に反映されるのが逆に怖い。



11月 7日 「腰痛とAKA法その2」

腰痛で整体にも通い子供には背中でぴょんぴょん跳ねさせた
しかし一向に重だるい感じが抜けない
車の運転が特に辛かった
ひょんなことからAKA法なるものを知った
整体のように手で骨の歪みを矯正するらしい
イベントで遠征したおりにそこの医院を訪れることにした
顔と手足の火照りで先生は血行不足を見抜いた
前屈で腰までしか手が届かず、骨の異常を見抜き
ベットに横になり骨をさする・・・触るか触らないかくらいの
さするという表現がぴったりで指圧とか骨をポキポキする荒技ではない
正直こんなので治るのかというのが素直な疑問だった
先生曰く骨は強く押すとかえって緊張してしまい意味が無いと言っていた
骨の動きはさすりながらも捉えてるようで、ベストな動きになるように矯正しているようだった
一連の流れが終わり再度前屈すると
今まで腰のあたりだった手が足首まで届いた
腰の今まであった重苦しい痛みもかなり軽減して腰が軽く感じられる
先生曰く骨も正しい位置で正しく動かないと駄目なんだと説明してくれた
それはまさしくリール整備のクリアランス調整にも当てはまることであり
ベアリング、ギアの相関、ワンウェイとカラーの相関、芯だしも全て正しい位置に入れてこそ本来の動きをする
たとえグリスやオイルで誤摩化してとりあえず組み付けても
後々の違いに差が出てくるのと同じだと思った
変わった職業だねーと私の職業に興味を持たれた先生と私は
思いがけない共通点で意気投合し、それが腰の軽さも手伝ってとても嬉しかった



11月 5日 「腰痛とAKA法その1 」

職業病なのか起業して1,2ヶ月目で指は完全に動かなくなってきた
特に親指は片方の指で曲げてやらないと元通りに曲がらない
調べたらバネ指といわれるやつで
ドライバーによる指の極度の使いすぎによるものと判明したが
仕事を休む訳にもいかず不便ながらも毎日仕事をしていると
指がドライバーの動きに適応したのかほとんど問題なく動くようになった
ドライバーはネジの先端に合ったものを使うのは当然だが
グリップの太さもトルクに応じて使い分ける
今思えば当然だが、その頃はそんな余裕もないほどに不安だらけのスタートだったのだろう
しかし相変わらずリール整備で一日座り続けていると、腰も痛くなる
この仕事を本格的に稼働した数年前はオフィス用のPCチェアなるものを量販店で購入したものの
一年を持たずに座面のクッションがヘタリ、さらに腰痛が酷くなってきた
適当な椅子をハンズで物色してみると、どれもデザインはなかなかなのにいざ座ってみるとどうもしっくりこない
座り心地が作業するには柔らかすぎる
ドライバーでネジを緩める時は想像以上に座面に力がいく
そんな中、レカロのオフィスチェアが目についた
昔からレカロを愛用してたのでそのクオリティは認めてはいたものの
ただの椅子に20万もかけられるか??と決局数週間悩んだあげく
腰が悪くなると仕事も出来ないということで
清水の舞台から飛び降りる覚悟でレカロの24時間チェアを購入した
幸い特別に経費扱い出来る業種なのも恵まれた
腰痛もかなり軽減して改めて椅子のなんたるかを思い知らされた
しかし年々多忙が重なり腰もついに悲鳴を上げた




10月 29日 「NEW リリーサー」

実店舗からの悲願でもあったリリーサーがいよいよ量産になり先日出荷した
今回のリニューアルに伴い、ほとんどのパーツを一から見直して
より高精度にハードな使用に耐えうるものを企画した
個人的には旧タイプのほうがプレミア度が高い材を使用しており愛着もあるのだが、量産を考慮すると限界もあるのも事実だ
NEWリリーサー花梨は今までより華やかにして、金属パーツもミラー仕上げ
スイベルは特注で作らせたこだわり品で、エンド部も刻印を施してある
エンドのリングはキーリングをわざわざ金メッキして平打ちしてあるので統一感も申し分ない
黒檀はよりマットなイメージを大切にし
シルバーのパーツを際立たせるに十分な雰囲気を出した
もちろんエンドは刻印、キーニングは平打ちでシルバー
平打ちはコストがかかるがどうしてもアクセントとして欲しかった
当然見積もり額は精神衛生上よろしくない数字だが
ここで妥協したら何にもならないという信念があったので
煮ようが焼こうが好きにしろとこの際腹をくくることにした
今回も企画開発の段階からプロジェクトを組んでトップの材質屋、銘木屋、金属加工屋それらの組み立て屋、そしてそれらの優良な業者を探す
IOS専属営業マンの方々のネットワーク力があってこそ出来たもので
到底私一人ではなし得ない力作である
刻印もキーニングもアホみたいにコストがかかってしまって正直儲けが少なくてしんどいものの
もの作りで近頃中国に脅かされている日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思った。



10月 26日 「しろくま」

今月は新製品ラッシュで目が回る日が続いた
しろくまの販促は今回とても地味にスタート
口コミ中心の戦略とした。そしてそのシークレット性がブログのネットワークを中心としたトーナメンターを中心に
ジワジワと広がりをみせているようで
しろくまというなめた名前のネーミングでぼやかしつつも
羊の皮を被ったオオカミグリスはある意味先にやったもんが勝ち!
おそらくは今後のトーナメントでの必需品となると思っている
そのくらいのポテンシャルは十分高いと思ってる




10月 23日 「脱輪」

ハーブの里の翌日にサンクという遠征の疲れがでたのか
サンクの駐車場で不注意にも脱輪してしまった
ただならぬ雰囲気を察してか常連さん達やメーカーの方々にも心配して頂いたが、カメ状態が酷く結果的にはパジェロのお世話に
肝心のイベントも相変わらずのバタバタで
今回の目玉のドラググリス「しろくま」の無料塗布にも多くのお客様に来場して頂いた
きっと今頃はそのドラグの独特の滑り出しに酔いしれているに違いない
アイビーの山村さんや佐藤さんも目を白黒して時間を経つのを忘れてそのドラグ性能に酔いしれていたのが印象的だった
お客様が期待している以上の仕事をする
これはある意味メーカーの当然の課題であるけれども
言葉に表せない孤独なプレッシャーやストレス、そして疲労度が無意識にたまることがある。
しかし、みんながこうしてびっくりして喜んでる顔を見る度に
またやってやるかという気にもなってくる




10月 13日 「IOSドラググリス しろくま 開発秘話」

「禁断」と言う言葉がこの製品ほど似合うものもないと思った。
ハンドルで掛けていくという表現がぴったりの高レスポンスさは勿論
透明なのにしろくまというユニークなネーミングと、化粧品と間違うパッケージとクリアなグリスで売れ行きも
おかげさまでジワジワと伸びてきた。
イベントでも使った方にインプレを聞いてみると
ほとんどの方から、ヤバイですねー連発の言葉にならない嬉しいお言葉
何がいったいやばいのかは、HPの「勝つためのリールチューン」や「製品紹介」をご覧頂くとして
開発当初の2年前はリールのドラググリスがあまり店に売ってないから作ろうかなという軽い理由から始めたこのプロジェクト。
やればやるほどリールのドラグっていうものが、こんなに多様性を秘めたものだとは思いもしなかった。
それだけに開発は困難を極めて、開発段階ではGOでも気温と雨などの天候に性能が左右される不確定要素との日々戦いが続いた
何しろドラグのタメを効かせようとすれば追従性は低下し
追従性を向上させるとドラグが不用意に滑り過ぎるという大変使いにくい特性が顔を出す
ギアグリスとドラググリスの最大の違いもこんな所にあって
しかも相手がフェルトだのカーボンだの、ギアグリスのように金属同士でないから
よけいにやっかいで、仮にギアグリスをドラグハウジングに塗布したらタメは向上するかもしれないが瞬発性に欠けるので、ラインブレイク多発したり、滑り過ぎるか逆にひっかかるかで暴れる魚に対しての追従性は極端に低下する
市販のドラググリスを分析に欠けて成分を再度配合し直した
その頃もなかなかの出来映えだと思っていたので、正直これで発売しようと思ったほどだ
でも何かが足りないと常々感じていた
考えてみたら俺のやっていることはメーカーの単に模倣に過ぎないことに気がついた
まるでオリジナリティもないと思った瞬間に今までのグリスとは決別した
より一層らしさを出すにはどうしたらいいか
今までのドラググリスの成分配合や常識、そして理論を潔く忘れることにした
無の状態からのスタートは不安に駆られることも多いが
それは開発にはいつものことでむしろ新鮮な気持ちが心地よかった
何かを得るには何かを捨てないといけないとはよく言ったもので
潔く今までのことを捨てた効果か結果は比較的早く出た
単にドラグはリールには欠かせない機能だけれども
こいつを上手く利用すると今まで体験し得なかった世界が見えてくる





10月 8日 「ビックファイト松本のイベント」

人間は自分の想像を超えると声を失うと言うが話には聞いていたものの
おかみさんを筆頭に全て圧倒され続けなおかつ感動の残る2日間だった
地元IOSアングラーのコーディネートのおかげで北海道にも足跡が残せて
札幌の「マイロッホ」さんにもお邪魔してオーナー所有のオールドリールを軽く整備をしオーナーにも大変喜んで頂いた。
IOS製品は値段が高く代表もくせ者なので業界人ぽくない団体だけど、真に使える本物作りをしていこうと思う。
その為には業界のしがらみも避けて、メディアの意向にも従わない。
IOSは常に妥協を惜しまず徹底的にやりこむ。
今回はドラググリスの最終テストも兼ねたが
60cmクラスの鋭い突進にも安定したテンションとスプール回転で安心してやりとりが出来た。
最後にビックファイトや常連のみなさん大変御世話になりました!
また帰ってきます♪




9月 26日 「IOS FSACTORY パンフ作成中」

現在IOS FSCTORYのパンフを作成中である
IOS FACTORYというメーカーがそもそも何者なのか?
また製品があってもいったい何処にどうやって使っていいのかイマイチ判らない
ラインナップがどうなってるのかイマイチつかめないとのご意見を受けて
一般の方は勿論、店舗配布向けに作成している
進捗状況はストリームでの撮影も終わり、エリアでの撮影も終わった。
スタジオの撮影も終わり、あとはコメントを残すのみ・・実はこれが一番やっかいなので
やはり仕上がりは来年になるのだろうか??(笑)




9月 24日 「鬼怒川のイベントお疲れさまでした」

エリアのメーカー同士は総じてみんな仲良しだ
今回も多数のメーカーが合同でイベントを実施
IOSからは3名と少数精鋭で望む
相変わらずリリーサーは発売1時間で既に完売
話題のラインコートも在庫が底をついてしまった
雑誌社の方も注目するドラググリスのプロトタイプもお披露目
来月には発売する予定で進めている
そして今回特に嬉しいのは地元のお客が前回より増えてるということ
そして地元のお店の関係者ともお話が出来たのも収穫
今後またお店でのイベントが増える気配である(泣)





9月 13日 「プロシヨップが苦手です」

ある種のプロショップという雰囲気がどうしても馴染めずにいる
独特の派閥と宗教じみた片寄った価値観が強いお店はその雰囲気自体も重く
性格的には受け入れがたいものがある。
全体からみたらごく一部のそうしたお店は
それと特定のお客のえこひいきとも言える態度の豹変も気になる所だ
こういう店で他の店で購入した商品の相談をすると極度に嫌悪感をむき出しにし
そっけない態度&やる気0モードになっていくのは誰しも経験することだろう
ある意味新規顧客獲得のチャンスでもあり量販店にない知識のアドバンテージが売りのプロシヨップ。
こういった趣味に毛が生えた程度の個人経営のお店においては
それらの意識は存在していないようだ。総じて経営は苦しく、店長はお疲れ気味・・・
自分で蒔いた種の結果がこうなっているともっと早く気がつくべきだ
もちろんプロシヨップの中でもアットフォームの誰でもウェルカムのお店は不景気知らずで
店内はゴッタ返しているのが対照的である



9月 10日 「嬬恋フイッシングセンター」

栃木のレイクウッドリゾートの常連、電気屋H氏と八百屋のY氏と今日は軽井沢の管釣りへ
電車で来るというのでお迎えに行く。
朝食を軽く済ませて自宅へ移動
体力作り用にと購入したイタリア製のトライアルバイクをみてY氏が乗りたそうな目をしていたので
早速近くの神社へ試乗に消えたと思ったらすぐに戻って
恐い!恐い!のオンパレード・・・それもそうだろう
異常にローギアでクロスしておりシートは無いに等しいし
キャブはもちろんポートも全てオーバーホールし再度セッティングもし直したので
2ストながらの異常なふけ上がり!!軽快なスロットルは俺でもマジ恐いくらいのレスポンスだ!!
マシンが止ればタイヤがロックして即転倒するほどの地元の城跡公園のつづら折れの急斜面をグングン登ってく

バイクはさておき早速軽井沢へ上がることに
まだ9月中旬だというのに気温は18度
超がつく寒がりのH氏は薄手のウィンドブレーカーを着込んで早速実釣
笑いながらの殺気のなさがいいのか、超クリアウォーターの魚もゆるーいフッキングで連発ヒット!
中にはアルビノも混ざりいつしか一同アルビノ狙いに執念を燃やすことに
そんなこんなで俺にも両型のアルビノがX-Rapにヒット
残念ながらY氏は通常の魚は一番ヒットさせていたもののアルビノはついに口を使ってくれなかった
夕方の時点で気温14度!
当然管理人のおやっさんは半袖、おばちゃんはフツーにTシャツ一枚
秋の訪れを肌で感じるとはこのことである。



9月 9日 「意外なIOSのチューニング・イベント」

リールチューン自体がどこかマニアックで独特の世界で敷居が高く、一般の方は容易に入り込みづらいカテゴリーだと思ってるので
イベントでは努めて初心者からエキスパートまでユーザーの視線で
一緒に楽しむつもりで活動をしている
また個人的には根っからオープンマインドのつもりでいるので
リールチューニングイベントと言えばどこかマニアックなイメージにもかかわらず
実際の現場は笑い声が絶えない楽しい雰囲気なのはご存知の通り。
イベントなのでとにかく一人でも多くのユーザーに無料で
お気軽にリールチューンの効果を実感してほしいと願っている
今月は過去最多の6回もイベントが各地で開催される
まずは無料なのでお気軽に話しかけてきてほしい
なんでもお答えしちゃいますよ!!



9月 6日 「リールメンテナンス?」

リールチューンをしても、分解などのメンテナンスが日常できないので維持管理できるか心配です。
というメールが実に多い
答えはすばり! 分解まで毎回しなくてもいいです!!
自分の技量の範囲でメンテナンスはするべきで、
技量を超えるメンテをして返ってリールの寿命を縮めかねない
実際の所IOSのメンバーのリール管理とて
釣行後に毎回全バラシをすることはなく、スプールシャフトやラインローラーの動きを見ながら
適時オイル塗布をしたり、ギアがゴロったらグリスを追加してやる程度である
メンテナンスというと釣行後のアフターメンテが一般的だが
本当に必要なのは実釣時のリールの取り扱いだ
この取り扱いによりリールの寿命は大きくかわってくるので要注意
リールを地面に置くのは論外としても、ハンドルを組み付けたままリールケースにいれて車で移動するのも過剰な力がボディに加わる恐れがあり、できれば止めたほうがいい。
雨も釣り人がレインウェアを着込むほど激しくなければ問題なし
ただし使用していないリールを長期間しとしと雨とて雨ざらしにするのは良くない
雨より厄介なのはホコリや強風による砂嵐だ
エリアの冬は乾燥しており、砂の侵入には特に注意が必要
他人にはギアが癖がつくのでできれば長期間貸さない
それと左巻きにしているのに他人に貸すという理由で右巻きなどへ頻繁にかえるのは最悪
小さいことではあるがこれらを注意するだけでも
リールはいいコンデションを保ってくれるはずだ



9月 2日 「リールのドラグの実際」

先日も爆chでドラグの性能についてのご質問があったので、ちょうどいいタイミングなので話してみたい
ドラグはリールそれぞれに構造的に問題を抱えているということだ
ベイトリールのドラグの滑りがスムースでないという声をよく聞く
ベイトリールはレベルワインドの位置によりスプールのラインの角度が常に変化する。
たとえば、スプールのラインが一番右にありレベルワインダーが左端に
ある場合など対角にラインがあると極端に角度がついてしまう
当然スムースにラインはでるはずもない
スプール幅の狭い小型リールならまだしも
幅の広い中型リールなどは特にこの傾向があり、タックルによっては時にレベルワインドが破損することもあるほどだ
当然ファイト中はレベルワインドもハンドルを回せばずれるわけで
相関関係はその都度大きく変化する

スピニングの場合も同様に深刻な問題を抱える
ラインローラーの位置はスピニングの場合固定ではあるが
スプールの位置はオシレートの度合いにより激しく変わる
当然ベイトリールと同様なラインに角度がつくので、ドラグ性能の低下の原因の一つともなっている
これはオシレートスピードが早いリールや
ストロークがワイドなリール、スプール長が長いリールには顕著に常時発生している現象で、
ラインが縮れたり、PEラインのささくれの原因の一つにもなっている
ドラグが出てる時にスプールから離れるラインを見ていると
パキパキ音を立てている様子がはっきりわかるだろう
当然ラインは激しく痛む。
ライン抵抗を軽減するIOSラインコー トは
これらの減少を緩和しドラグ性能をも向上させるべく考慮している
たかがラインコートされどラインコートなのである。



8月 30日 「リール整備の練習リール」

自宅に居ながらに釣りの雰囲気に浸れるタックルのメンテナンス。
特にリールはメカニカルで、ロッドを毎日眺めたり振ったりする人は少ないだろうけど
リールを毎日にニヤニヤと回しているアングラーは潜在的に実に多いことだろう。
それだけリールというものはアングラーを虜にする宝石のようなものだ。
そんな至福のメンテの時間に彩りを沿えるのはIOS プロツール。
ミラーフィニッシュのスパナ、懐かしさを覚えるクリアレッドグリップのドライバー
独特の特殊工具が眺めのいいミニアタッシュケースに素敵に収まる
特に配列とスポンジの質感にはこだわったつもりだ
蓋側の緩衝材を上手く切り抜くとオイルやグリスのスペースもきっちり収まるので
そのへんの工夫も楽しみの一つかもしれない

よく受けるのが、どんなリールでメンテの練習をしたらいいかという質問
最初は失敗もするだろうから低価格のリールでという気持ちも判らないではないけど
お勧めはベイトならカルカッタ、スピニングならカーディナル33か08ツインパワークラスがお勧め
理由は低価格のリールこそ精度を出すのが難しいことに尽きる
バイオマスタークラスになるとギア同士のクリアランスを出すのが意外に難しいが
ある程度の機種になると精度もそこそこに出てるので組み付けも比較的容易だからだ
そして上記のリールは部品点数も思ったほど多くなくシンプルである
当然その上のアンタレスやジリオンなどもチャレンジする必要があるかもしれないが
寄せ木細工のようなアンタレスやギアのクリアランスが難しいジリオンは、やはりある程度慣れてからのほうがいいと思う。
スピニングはリアルフォー系のリールはこちらも内部構造はあっけないほどシンブルではあるが
その分各部の相関をとるのが難しい。
07ルビアスとイグジストもよく比べられるが
07ルビアスは意外にも精度的な問題でやっかいかもしれない
ここはやはり精度的に優れてるイグジストがむしろ整備的には楽かもしれない
自分で整備をすると整備性のいいリール、悪いリールがはっきり判ることだろう
メンテナンスは専門業者に任せるのが安心という神話も崩れつつある昨今で
今後はシンプルな構造で整備性の優れたリールがあってもいいのではないかと思う
アンバサダーやカーディナルと向き合うと古くて新しいリールのコンセプトが見えてくる。





8月 25日 「大阪出張整備」

関東ではIOSオイルも浸透しつつあるのだが大阪ともなるととても弱い
値段が壁なのか知名度の問題なのか判らないがとても弱い
今回はそんな大阪難波のスターバックスでライトチューンをした
本来は落ち着いたホテルの部屋でしたい所だがセキュリティの問題や
部屋の照明がどこも暗すぎて精密作業には不向きなのがその理由
店内の丸いカフェテーブルにはIOSプロツールとそこに忍ばせてきた
01、02 そしてグリス2種にその他パーツでほとんどのライトチューンは可能
ラインローラーを外しベアリングを組み込んでいると
まぶしいハロゲンライトで照らされたリールがピカピカ綺麗だ
今回はラインローラーチューン、そしてギアのクリアランス調整
地元のお客様達のご要望もあり試行的に出張整備だ
パーツクリーナーをプシュー!と吹いたりしてギアのクリアランスは決局ピニオン側も必要となり
全バラ同様に丸いカフェテーブルに所狭しとパーツが並べならている光景は
さぞかし隣の若い女性達からみたら男3人で何をやっているのか異様の光景だろうけど
ちゃっかりプレスサーピスで煎れてもらった「ケニア」がマグカップにあったりと
そこらへんは抜かりはない(笑)
ちよっとこの出張整備! なんかハマりそうで恐い(笑)
お客様も「ギア交換です」とメーカーに宣告されたらしく
クリアランス調整で滑らかになったリトリーブに大満足の様子だった
興味ある店舗様ぜひ呼んで下さい♪



8月 7日 「涼しい!お勧め北軽井沢の管理釣り場」

夏まっさかり、平野部のエリアは高水温に悩まされ、人間もうだるような暑さに士気も下がり
さらにはお盆休みに何処へ連れて行けーの見えないプレッシャーと戦うアングラーに最適なエリアがここ
「嬬恋フイッシングセンター」である
なにしろここは浅間山の裏で高原キャベツで有名な場所だ
ちょうどキャベツ出荷まっさかりの時期で涼しい!夕方は20度近くまで下がる
ここは度々IOSの極秘テストエリアになっており
さすがにトーナメンターも見かけないほどローカルなエリアで
開拓村の雰囲気に浸りながらゆったり釣りが出来る
エリアは基本皿池で今時の狙い目はシャローにうようよいる一筋縄で行かない良型イワナやレインボーを無視して
プレッシャーの少ない沖の深場の攻略がお勧めである

しかしここの魅力はそのロケーショーンだ
軽井沢からほど近いので軽井沢にドライブを口実にして彼女を誘い出し
デートコース中の偶然を装っての釣りが出来るのが素晴らしい

ランチも抜かりない
近くには「嬬恋ブルワリー」のパスタとご当地キャベツサラダ
そして石釜ピザと冷えた地ビールが火照った身体に染み通る
軽井沢は今やシヨッピングモールが定着しつつあるが、北軽井沢なら渋滞を抜けて高原ドライブ&ランチそして釣りまでが出来てしまう
なんとも欲張りなドライブコースになるだろう

住所 群馬県嬬恋村大字大笹3449-159 「嬬恋フイッシングセンター」
日の出から日没まで、時間券もあり
養魚場直営

 
水質は湧水豊富のクリアー、遠くの山は浅間山

 
アベレージ30cm〜40cmでやや大きめ、足場が高い所は IOSロングリリーサーがお勧め!





8月 4日 「ドラググリス開発最先端」

今日は取引先の営業とグリスの開発の研究所へお邪魔する
イメージ的に白衣でも着たガリ勉君かと思いきやとても気さくな先生でした。
画像でもその雰囲気は伝わるようで
何気に新開発のリールケースはあるわ、プロトのグリスはやたらあるわで
緩い雰囲気の中でもやる事はちゃんとやっている
実際にラインを結んだドラグテストも念入りにしていたのだが
画像中の会話は太田の焼きそばの話とかラーメンの話がほとんど・・・
あーーやっぱ緩いわー




7月 30日 「新潟 寿司割烹ふる川レポート」

ラインコートのテストもかねて今日は新潟
ここは知る人ぞ知るお店でランチ時は開店待ちで行列を作り、狭い店前の道路は路駐の車で大賑わいだ
内容は刺身定食や海鮮ものが主体であるのだが、実はその値段とメニューの内容が人気の理由。
なにしろ刺身定食とは名ばかりで、特大ロースカツはつくしモツ煮もついてくる
さらに魚の煮付けやらならにやらと主役の刺身を差し置いて脇役が完全に主役を食っていた。
狭い店内に運良く最初から入店出来たとしても
おばさんの30分はかかるけど他行く??の誘導尋問に脅かされながらも
店内はそこかしこに昭和初期の映画ポスターが貼ってありみてて飽きない
ここでは石原裕次郎も菅原源太もスリムで現役バリバリだ
おはんの吉永小百合も大原麗子も居る!!
あーー昔に戻りたい!大原麗子とイベントしてその後しんみり一杯やりたい(爆)と勝手な想像をしていると
直ぐに30分はすぎていく






7月 27日 「赤坂イベントお疲れさまでした」

日頃よりおせわになってるアカサカ釣具でのイベント
イベント当日は開店待ちのお客さま達もいてとても有り難く思う。
10時〜22時というロングタイムにもかかわらず地元アカサカ釣具には
お客様が絶えることなく訪れて、いかにこの店が人気があるかがわかる
当日はリールお買い上げのお客様には、通常有料のライトチューンも無料になるサービスを実施、
店内に山積みの旧イージスが超激安ということもあり、ユーザーの多くが購入していた
現行でのクロスギア方式も今となっては貴重存在
多くのイージスがイベント会場である2階へ持ち込まれ
例のライトチューンを施されている

少し遅いお昼は裏の店長洋子さん達のお誘いでみんなで恐怖のランチ
覚悟はしていたが通常のメニューのあとでの特大フルーツパフェやケーキは全員のノルマ!
比較的のんびりしたランチだと思いながら
特大パフェを20%食べ終えた時点で携帯で呼び出し
渋々お店へ戻りイベント再開!!
その後柳さんからの差し入れのラーメンと並ぶ佐野名物の揚げポテト
そして閉店後のうなぎ蕎麦定食&デザートと。
想像はしていたが誘惑に負けて相当食べてしまいメタボ加速まっしぐらとなってしまう。
ヤバい!!アカサカさんのペースについ乗せられてしまった自分が恐い
次回は10月頃を予定している。次回はペースに乗らないように気をつけて行こう




7月 11日 「ドラググリス開発現場」

容器はゼストに塗装を依頼した。パッケージも届いているのにドラググリスの名前はまだ決まらない(泣)
肝心のグリスはというと
初期トルク値は極力少なくし1.5LBラインもしっかり対応
魚とロッドのスピードに合わせてきちんとしたタメを作ること
しかしそれはひっかかってはいけない・・・
例え水中であってもグリスは極力水と混じり乳化しないことなど
矛盾だらけの無理難題に大手研究員の意地とプライドがぶつかり合う
駄目出しを毎回くらうもののそれにひるむことなく
そしてとうとうグリスの試作品が開発から上がってきた
そしてタイプを6つまで絞り込んだ
トーナメンター絶賛のフルレンジドラググリスにさらに磨きをかけて
先日もエリアでテストを重ねてさらに絞り込みを続けている
夏だというのに湧水で水温が低いアベレージ30cmオーバーのパワフルトラウトに
国内でも1、 2を争うアベレージ50cmオーバーのスーパーレインボー相手に
フィーリングはまさにフルレンジドラグを継承しさらに磨きをかけた印象だ
フッキングには相当のテンションがかかり
いざリールを巻き始めると常にテンションを与えつつもスムースにドラグが出ていく
そしてランディング時のゼロスピード時はしっかりタメを作れるのでリリースも楽々だ。
特に初動の高テンションのかかり具合は絶妙な仕上がりで
最小のロッドストロークでしっかり針掛かりし、最初のフッキングでは我ながら相当な感動を覚えたほどだ。
発売まであと一息、しかしあと何かが足りない・・・

 



7月 9日 「ロングリリーサーの発売」

近頃お腹が・・という俺も含め、身体も固くなってしゃがむという行為がしんどくなると
リリーサーも長いものが欲しくなる
確かに携帯性は悪いがそれを凌ぐほどの利便性がある
今までのリリーサーも早かったが、今回のLタイプは足場の高い所からのリリースが想像以上に早く使いやすい
これも高強度ステンレス素材の恩恵で、通常のシャフトではなし得なかっただろう
一度使ったらもう手放せないとの報告も多数寄せられる
問題の携帯方法も色々悩んだ
首からハングしたり背中にネットのように吊るしたり
タックルBOXに専用のホルダーを取り付けたり
腰からのハングは少々コツがあって
横からぶら下げると地面をひきずって美しくないので
マグネットで固定したりと色々工夫もしてみたが
身体の正面しかも膝のやや内側にピンオンリールを取り付けることにより
しゃがんだ姿勢でもシャフトが比較的地面に付かずに済むのでお試しあれ
それとピンオンリールはすっきりモダンに仕上げたい
なかなかいいピンオンリールが見つからないのが悩みだけど・・・


7月 7日 「ラインがよれて釣りにならない!?」

トラブルは無縁のIOSユーザーからしてみれば、なにを今更と言われるかもしれないが
ラインがよれて釣りにならないアングラーが実に多い
リールを使った釣りではとかくラインが絡んだり、ロッドによれたラインが巻き付いたり
最悪は絡んだままリトリーブしてロッドを破損させたりと
ライントラブルは魚が釣れない以前に重大なトラブルの要因の一つだ
物の本や雑誌での特集記事をみると、新品のラインの巻きかえ方法が悪いだの
キャスト方法が悪いだの、使うルアーが悪いだの、正しいラインの巻きかえ方をしていないだの
あくまで釣り人側に原因があるが如く無責任な記事で読んでいて実に腹立たしい
中にはロッドやガイドが悪いから専用のガイドにしてみましたーというメーカーもあり
えっ!?根本的な対策はいいの?と心配になってしまう
そもそもラインの巻きかえなんぞ現場でするにはスプールにラインを結んだのちスプールを水へボシャ!と放り込んで、そのままリトリーブしスプールが水車状態で程よいテンションを掛けながら巻き取るという荒技を使う俺もかなりのもんだろうが
リールが悪いという記述がほとんど見当たらないから不思議だ
キャストの仕方とライン撚れとは関係ないし、ラインの巻きかえでもさほど影響はないと思ってる
どのみちドラグが出ればスピニングの構造的問題からラインはよれる宿命にある
良く出来たラインローラーならば例えよれたラインが放出されても
何回かリトリーブを繰り返すうちにスプールにきちんとよれがしごかれたラインが格納されるので
結果的には次第とラインのよれは軽減してキャストするたびに飛距離が伸びていくのが普通だ
特にテンションのかかりづらい軽量ルアーを多用する釣りにおいて
ラインローラーの動きの悪さは致命的とも言える
しかしそのよれもキャストする度にまた軽減していくものなのだ
ラインローラーチューンは究極の回転を誇りその効果は計り知れない




7月  1日 「IOSリリーサーとは」

単なる針外しのツールを超えた戦略的マルチツール
今日市場に多く出回ることになり、既存のリリーサーを単に形状を曲げて加工しているユーザーも多く
その機能的デザインは広く認知されつつある
中には既存のクローズ型のリリーサーの針金を曲げてオープンにすることは、先端が鋭く引っかかりやすくなる他
子供の目線にさらされることとなり大変危険である。
もし人的事故があった場合は製品の改造などの理由により
PL法も適用外で多額の賠償責任を問われる恐れがあり注意が必要だ
実際そのような事故が規模は小さいものの発生しており心配している
IOSリリーサーはそれらのリスクを回避する目的から先端保護加工がしてある。
また衣服やBOXに接触しても安全にスルーする工夫がしてある。
また高価なイメージのグリップにはバランサーの意図があり
デザイン性を兼ね備えた金属部分はカウンターウエイトの機能を持ち
魚からの反動に負けない重量バランスが計算されている
実の所プロト段階で作成した軽量なグリップでは魚の暴れる反動で
容易に飛ばされてしまうことが多々あった。
今後類似品も出回る気配であるが単なる安易な模倣や思いつきか、
実釣5000匹以上の魚を掛けてトライアンドエラーの末に作り出したかは
一度魚をリリースして見れば直ぐに判るだろう
今後ともコピー製品が大手をふって販売されているモラルなき釣り業界において
嘘偽りのない本物の仕事をしていき
メーカーの誇りだけは守って行こうと思う。




6月 25日 「新潟のイベント終わって」

アイビーライン・アングラーズシステム・IOSファクトリー3メーカーの心配をよそにイベント会場の五頭FPに来場者が多数お越しになりミニ大会ありレクチャーありのアットフォーム的な盛り上がりをみせて盛況のうちに終了した
ユーザー層もトーナメンター志向や縦釣り好きな人、爆音好きな人、みんな仲良く他人の釣りスタイルを尊重しつつも
純粋に自分の釣りを極める姿には好感が持てた
IOSとしてもイベントでは川越水上公園や不忘と並び最高位の位置づけとし
現地のサポーター5名、IOSメンバー花井、小菅、大和、を動員し当日のイベントへ望んだ
特記すべきは県内最大本間釣具店をはじめ県内釣り具店舗関係者も将来を占うこのイベントへ
多数来場して頂いたこと
このイベントの意義が想像できる
新潟は確かに遠かったがIOSユーザーも着実に増えた実りあるイベントだった

最後にお礼を・・・・
名古屋から駆けつけて頂いたアイビーの榎木社長を始め関係者の方々
そしていつもながら洗練されたイベント司会のアングラーズシステムの福田社長とメンバーの方々、
そして今回身内ではあるがIOS FACTORYのモニターである大和には
大会発案から運営準備まで誠心誠意精力的に頑張ってもらった
心よりお疲れさまご苦労さまでした。
ここにお礼を申し上げます。



6月 18日 「オバタリアンとリール不具合」

リール整備は細かい作業を長期間しているのでよく肩が凝る
今度の7/4日の尾瀬のイベントはオールナイトなので、整体師も同伴する予定でもあるほどに辛い
日頃は週に何度も足を運ぶ高崎にある「げんき堂」の整体で身体をオーバーホールしてもらう
ここの整体は今までどこの整体よりがっつり揉んでくれる
そのがっつりさでうつ伏せの顔は真っ赤になり、整体師の指はその力でブルブル震える。
骨がきしむほどやってくれと言えば
その通りベットはきしみ、身体が潰れるほどしっかり揉んでくれるので大変有り難い
どうやら俺の身体はここの店のお客の中でもかなりの酷い状態らしい
今日もそこの店でがっつり揉んでもらってると、エントランスの方から複数のオバタリアンの声がする
声だけ聞いてると5〜6人ほどいるイメージだが
よくよく聞いてみるとどうやら相手の話には耳を貸さず
一人一人が勝手気ままにしゃべってるらしい
そしてやがて一人一人になり個々に整体をしている時も相変わらず
おしゃべりは続くが一人だけに今までよりクリーンに聞ける
リールも機械の集合体で不具合があるとまるで何処が悪いのか判らないことがあるが、
パーツ一つ一つを確認して行けば大きな問題も分けて小さな問題の集まりだと実感できる
これらの問題を解決した時の喜びが次の難整備のパワーの源になるのだと思う。




6月 16日 「オバタリアン黄金の布陣」

サッカーではその完璧なまでの攻守で黄金の布陣と賞賛されるチームがあるが、
サッカーならぬ大阪のオバタリアン達は実にみごとなディフェンスを見せる
特に駅の広いホームの通路になると
横一列の4人体制になり強固な鉄壁の守りで
あの広い通路でありながらも追い越すのは不可能に近い
注意深く観察すると4人でも両端は固定しており
間の2人が左右に変貌自在に揺れるように歩くのは勿論
時には時間差で歩くスピードを遅くさせて前後にも動くから
少ない人数でもカバーできるのだと思う
その動きはまるで殺気も感じさせず次の動作が読めないだけに
予測して行動するパターンでも攻略するのは不可能に近い
よく聞かれるのが魚の動きが読めないと相談を受けるのだが
人間ウオッチは魚の行動にも似ている所があり
まずは日頃から人間ウオッチで行動学を勉強したらと答えている
物事に集中するほど視野角が狭くなるとか
興味あるものには目が行くとか、基本的な本能は同じかもしれないし
サイトでミノーイングをしていると優柔不断な魚や
好奇心は強いけど今ひとつふみ切れない魚
おとなしいけど最後には大胆な魚などなど、まさしく人間模様そのものだ
魚にもみんな性格があると思うと釣りにも幅が出てくるのではないか?
それには日頃から彼女とデートで嫌々アウトレットヘお買い物する時にでも
テーマを決めて人間ウオッチングをすることを強くお勧めする



6月 12日 「インペアード・パフォーマンス」

直訳すれば「損なわれた性能」
本来花粉症治療において脳に移行してしまう抗ヒスタミン薬を服用することによって
無自覚なままに集中力や判断力、作業能率が低下した状態のことを指すが
リールも使用するにつれてパフォーマンスダウンしてくる
それはオイルやグリスが少なくなってくるとか、ベアリングが摩耗するとか各部が摩耗してくるからだ
しかし問題は本人も知らずのうちに性能が落ちていくということで
何となく近頃感度が悪い、アタリが無くなった、釣れなくなった
そして飛ばなくなったと思ったらそれらの症状を疑って
簡単に出来る所からメンテナンスをすることをお勧めする
そしてそんな時こそIOSでもイベントでリールの無料診断を常に実施しているので
お気軽に声をかけてほしい。
症状により様々な対応策があるので
ぜひとも話だけでも聞いてほしいし、早期発見はリールの寿命を長くし
維持管理費も節約出来る
ほおっておくと現代の高性能リールは取り返しのつかないことになりかねない・・・・
ユーザーによっては低価格だからオイル付けてもメンテしても変わらないと思い込んでる方が実に多い事・・・・
それらのリールこそはっきりと差がでるので実感してほしい
過去のイベントの多くでかなりのユーザーが無料塗布で改善及び軽減したことか・・・
オイル無料メンテサービス
タダなのでこれは利用しない手はないサービスだと思う



6月 11日 リールケース

好評発売中のプロツールのBOXを大きくしてリールケースの企画が進行中だ
エリアトーナメンターやプライベートのバス用を想定したリール4個仕様で
とかくゴロゴロ収まりが悪い替スプールも4個入る
特徴はスピニングとベイト個々に専用型のコンパートメントを持ち、例えばスピニング
4台も入れば、組み合わせによりベイト2台スピニング2台なんていう素敵な組み合わせが
1つのケースで出来てしまう。
もちろんハンドル格納スペース付きで、見た目すっきりだ。しかも緩衝剤をカットしやすい2層構造だから
時には ABU 5000番や7500番クラスそしてソルトの10000クラスのスピニングまで
任意のカットにより可能になる
当然リールは3台でいいやという向きには
残りのスペースのコンパーメントを外すとラインストッカーとして
100mラインスプールが4個〜5個も入ってしまうし、デジカメにも最適だ
これらが必要最小限の薄さと大きさでアタッシュケース型にびしっと入る
ケースや緩衝剤の型代は考えるだけでも恐ろしく高価になってしまったが
オープンした時の眺めは最高!
完全なる自己満の世界であるけども
女性がジュエリー好きなように男はBOXに整然と配列されたリールをみるのが好きだと思う




6月 8日 「リール整備はおいしい商売か?」

個人的にもリール整備をしているとなんとか安く気軽にやってもらおうと、知り合いからも声が掛かると思う
でも消耗品はお金とるわけだし
相手もそれに対しての整備の結果にはシビアだし
こんなもんだけどいいよねーと言っても相手は納得してくれないだろう
だからリール整備をしてしまうと友達を無くす・・

リール整備は慣れてきた頃に最大の落とし穴が待っているものだ。
ある程度分解も俺は出来るんだという自信過剰の悪魔
ある日リールを整備する、機関の調子もよくリーリングもスムースだ
あえてベアリングまで交換しなくてもいいのにと
気軽にいつも通りに分解し慎重にクリアランス調整をして
新品のベアリングベアリングを組み込む・・
あろうことかハンドルがカタカタと音を立てて回る・・・
当然ギアはキズだらけとなる・・・リール整備の恐さを思い知る・・
脳の血管がはねる直前まで整備はつづきやがて朝を迎える
地道に基本に戻り一つ一つのパーツのクリアランスを再確認し
希望が見えてくる・・そうやって苦労したものは自分の身になる
乗り越えて乗り越えてそしてさらなるステップアップが続き
そしてまた壁が・・・永遠に終わりなんかないんだよ。




6月 6日 「中村さんのセルテート 2」

そのへんの理由から彼は今でも数台のエリアリールは全てセルテートだ
その貴重なリールを久しぶりにオーバーホールする
趣味のリールという雰囲気はみじんも感じられず
まさしく漁具と呼ぶにふさわしく
はたして魚をこのリールで何万匹かけているのかも想像するには恐ろしいほどだ

昔宮本武蔵が刀研ぎ屋に出向いた折り
主人からこの刀は人を切り過ぎていると丁重に断られたように
塗装がすり切れて金属の下地が出てるリールフットや
顔が映るんではないかと思える鏡の表面を持つ
魚を釣ることでしか完成しえない究極のドライブギア
このリールはまさしく魚を釣り過ぎている・・・

リールの世界も毎年ニューモデルが登場し
その色とりどりの雰囲気と優れた機構と素材でユーザーを色々悩ませている
整備屋としても新しいリールは整備もし易くベアリングを変えたりしたほうが
単にオーバーホールよりはお金にはなるので有り難いが
このリールフットがすり切れるまで使われた一時代を築いたリールには
どんなかっこいいリールを隣に並べようが勝てるわけが無い
個人的にもそんなリールをついつい応援してしまうのである
見かけはよれよれで塗装が剥がれていようとも中身は最新のチューンを施し
ドラグには最先端の3BB仕様でデッドスロースピードが効き
2lbラインで竿が折れる程のステラなみのリニアドラグ特性
魚を釣る為だけに作り込んだリールはまさしく漁具と言われるゆえんである



6月 3日 「中村さんのセルテート 1」

今夜は中村水産こと中村行雄さんのセルテートがきた
私が企業からこちらの世界を本業にしようと思い出した頃の思い出深いリールである。
色々ゴタゴタがある今だからこそ妙に懐かしく感慨深く整備をしている

セルテートと言えば元祖リアルフォーで、当時はフラッグシップ機種である
今でこそ軽いイグジストに押されてはいるものの
彼曰く「これでなくてはならない」と言い切る
自重が重い・・巻き出しもイグジストより重いセルテート
そんなネガティブな要素が目立つ
ややもとするとカタログスペックや機能に目をとらわれがちである昨今
雑誌ではドラグ特性の数値化やはたまたベールリターンの数値化まで特集を組む程にマニアック化している今日では
セルテートのようなリールはスペックでは不利になるだろう(笑)
しかしそんなことをあざ笑うかのように中村セルテートは元気いっぱいだ

リールに限らず機能やスペックなどを機種毎に比較する企画はよく見受けられるが
実際全て良いところ取りをしたら車で言えば
燃費がよくて税金が安くて値段も安くて荷物も沢山積めると
全てに平均点を狙えば軽の1BOXには勝てる車はないだろうし
女性で言えば才色兼備のリン・チーリンくらいのものだろう(笑)
実際問題それを同じ扱いにする所に問題があると思うし、同じ土俵で議論する方がおかしいと思う
人間も物も平均点より少し癖があってその癖そのものが
強く出る程場合によつてはとてつもない魅力ではないかと思う

余談が長くなったがセルテートの素晴らしい所はその巻きの究極の安定度に尽きる
ロッドにいざセットしたら想像以上に使いやすくなる
自重の重さは、グリップエンドとのロッドバランスで相殺されるし
慣性マスと重心の集中化によリ、かえってリトリーブでの安定度がイグジストより遥かに安定し、よりグリップを軽く握れるし、しっかりとした硬性感による安定したリトリーブは
巻き中心のスタイルの彼にはぴったりだ
ちょうどミッドシップエンジンがコーナリング特性に優れてるのに似ている





6月  1日 「リールを整備してお金をもらうということ」

トップページにもあるように
怒りと言うより残念な気持ちで心に穴が空いたままだ
理由はともあれユーザーには多大なご迷惑をかけてしまった
お金が欲しかったのか名誉がほしいのか・・・
様々なイベントやイメージ戦略そしてなによりもユーザーに満足の行く仕事を心がけて
今日ようやくブランドを築き上げて来ただけに
今回の事件は残念でならない・・・・
リール整備の現場に一緒にいると自分が同じレベルで整備できるものと錯覚してしまうこともあるだろう
知ってる事と出来ることは違う
「百聞は一見にしかず百見は一行にしかず」
整備も順調に出来てるうちはある程度の知識があればさほど難しくは無いと思うが、
問題は不特定要因が絡んできて順調に行かない時だ。
しかもほとんどのリールは個体差があり順調に行くほうが珍しいほどに様々な癖がリール個々に持ち合わせている
ラインローラーベアリングを交換したからと言って以前より回るとも限らない
このリールは駄目だからこのくらいしか出来ませんとは口が裂けても言えない
もちろんメーカーとしては規格をクリアしているので当然泣き付けない立場だ
それらのリールの全てを淡々と当たり前のように自然の流れの中で対処し
高い次元まで引き上げて結果を出せなければユーザーは満足してくれないし
きちんとした整備報告書を提出し、交換したベアリングやパーツも同封するか
イベントでユーザーの目前で整備することが一番だと思ってる
それをして初めてお金がもらえる厳しい世界だと思う
今後は迷惑をかけたユーザーに敏速な誠意的対処と信用回復に努めていく




5月 25日 「IOSドラググリス開発中」

このところ毎週ケミカルメーカーの営業や開発と打ち合わせが続いて、念願だったドラググリスの開発も本格可動になった
あわせてドラグワッシャの開発も平行して進めて、その相乗効果で理想的なドラグに一歩近づけたいと思う
ギアグリスはある程度の知識もないと使うのも難しいが
ドラググリスならある程度の知識があれば簡単にオーバーホール出来る
私が考える理想のドラグはフッキング時に十分なタメを作り
フッキングパワーがフルにかかるようにしながらも
ヒット後は魚のスピードに比例したテンションを常に与えつつ
魚のイレギュラーな動きにも細やかに精度良く追従して
ラインブレイクやテンション抜けによるバラしの軽減を図り
ランディングにおいては不用意にラインが出ることによる
ネット際のランディングのもたつきとバラし軽減を防止する意味で
ラインの送り出し量は0か最小限にしたいと考えている
ご存知のようにシマノのドラグは粘り、ドラグ特性は精度が大変良いが
ダイワはどちらかというとあっさり系であり前述のトラブルも発生しがちである
ネット際でランディングしようとしたら魚に走られてネットに入らずバレた・・・
そんな経験は誰でもしているほどラインブレイクと並び重要な検討課題と思ってる
しかし使用用途によりダイワリールも使いたい・・・こんなジレンマを解消するべく
今後ドラググリスは戦略的ドラグの活用という意味でなくてはならないアイテムになるだろう



5月 17日 「大失敗!?IOSプロツール」

IOS FACTORY史上最大の大失敗とも言えるプロツール。
店卸でほとんど利益が上がらない(泣)
30セット単位での購入義務でその請求額にびっくり仰天!!
ハイリスクローリターンの典型とも言えるだろう
しかも特注のケースに特殊ツールをそろえ男のロマンとは言えリスクが大きいことばかりしてる(爆)
しかしこれも私がリール整備屋の目から世の中を見渡して、リール整備として使えるツールがほとんど見当たらないのを実感して、これはいかんというわけで今回企画した相当思い入れもあるツールだ
リール整備や工具には全く興味がない嫁さん曰く
「高い工具だねー」と呆れられて、確かにホームセンターに比べると高いことは高い(笑)
発売当初は長い目でみて在庫がはければいいやーと半ば諦めムードだったのに
OPA!でも発売してまもなく立て続けに客注が入り
レジ下に特設IOSコーナーがあるトラウトの吉やさんでは
現物ディスプレイまでして頂き、こちらも売れ行きはまずまずだ
限定、黒、ハードケース、ミラー、綺麗な色、特殊、セットなどなど
男(女)のロマンをくすぐるキーワードでアングラーのハートをこれからもがっちりと掴みたい
次回は予備ラインも収納可能なスプールケースやがさばるスピニングも収納可能なリールケースが登場予定。
乞うご期待!!



5月 15日 「軽巻きに効くツボ」

リールチューンの定番ともなった軽巻きチューン
リトリーブが重いとラインやルアーの抵抗がぼやけてしまうことがあり
軽巻きチューンを知ってしまうとノーマルリールが使えないと嬉しい苦情を頂く
個人でも分解整備をして多くのユーザーが日常的にリールメンテナンスをされることは
多いに歓迎する所であるが、実際に軽巻きに効くツボはベアリングのグリス抜きでもなく
ましてギアのグリスを柔らかくすることでもないと考えている
経験上ほとんどのリールは初期馴染みの悪さからギア同士の噛み合わせが悪く
こいつの軽減が一番軽巻きに効くと共に難易度も高いからやっかいだ
ギアの組みが悪いとピニオンやドライブギアのセンターが出てない
(芯が出ていないと表現する)と同時にゴロ感がすることもあるので注意が必要だ
ほとんどの一般的に使用されるリールは使用するにつれてギアが馴染んできてそれらを軽減し
巻きも軽くなりゴロ感も軽減していくのが普通だが
それも個体差が大きく、ようやく馴染んだ頃にはギアが寿命だったりすることも多い
チューニングは初期の段階からギアを適正に組み上げてギアの寿命を長くし
性能を長期に渡りキープするように心がける効果も持ち合わせる
性能だけでなくある意味きちんとメンテをしていれば耐久性も向上していくものなのだ



5月 12日 「碓氷峠 2」

誰も居ない後部座席からの肩たたきの主を捕まえるべくトントンした手を捕まえることに成功した。
なんとそれは紛れもないロッドであった。
きっとロッドホルダーから外れてちょうど左肩に当っていたのだろう
走り屋のメッカ碓氷峠旧道は事故の名所や殺人事件そして自殺の名所でもあり
古くから話題にはことかかない
当然霊感の強い友人などはそこかしこに人影が見えるという
でも小さい頃からここに親しんでいる俺はそれほどの恐怖心はなかったつもりだ
肩たたきは相変わらず激しくトントンとカーブの度に左肩を叩いている (笑)



5月 10日 「碓氷峠」

GWは1000円渋滞を尻目にIOSはフル営業モード
ちょっとお茶をと軽井沢に上がっても激混みでうんざりしてしまう
帰りは碓氷バイパスの渋滞をさけて旧道(碓氷峠)へ 昔よくここで走り込んでた頃を思い出す
雪が降るとかならずと言っていいほど通っていた
その夕闇の旧道を今はオートマのレガシーで下っている(笑)
初代ロードスターから2台もロードスターを乗り継いだことを思うと想像できないほどだ。
新緑をすこし通り過ぎた路面はなんとも薄く暗くジメジメした雰囲気・・
そんな事を考え軽く下ってメガネ橋の手前にさしかかる・・・
苔むした薄気味悪い壁に縦上の白いシミのようなものが・・
なんか嫌な予感がしてまもなく道路の右から左でふわっと白い縦長の物体が横切る!?
んんん?と思った瞬間! 俺しか居ない車中の後部座席から何者かが俺の肩をトントン叩く!?
はあーと全身寒気がしてトントンしている手を捕まえる!! 
続く・・・